スタッドレスタイヤの評価って?

スタッドレスタイヤは冬期の積雪路や凍結路などを走行するためのタイヤですから、評価はデザイン面ではなく、実際の走行性能がシビアに問われるものとなります。
しかしなかなか試験走行して購入するわけにもいきませんから、店舗での評判や友人の評価、雑誌やネットサイトでの評価などを中心に検討することになります。
スタッドレスタイヤは安全面に大きな影響を与えますので購入検討も真剣なものとなります。
ここでは、そんなスタッドレスタイヤの性能や特徴を紹介してみることにしましょう。
まず国内メーカー最大手のブリジストンですがブリザックというブランドとなっています。
このブリザックは最も厳しい状態となる凍結路面を重点に開発されているのが特徴で、実際に路面凍結の多い北海道や東北以北の厳寒地では多く使われています。
キャッチフレーズはズバリ「氷上で効き、その上効きが長持ち」となっており、氷上性能では他メーカーを大きくリードしています。
又、独自の気泡による発泡ゴムの効果で全メーカーの中でも唯一経年劣化が少ないスタッドレスタイヤとなっているのも特徴で、通常の使用方法なら5シーズンは使用可能となっています。
但し、氷上性能を重視するあまり、圧雪路以外での雪上では雪によるタイヤの溝の目詰まりが起きやすいようで、積雪の多いような地方では不向きとされています。
ブリザックよりオールラウンドに使えるスタッドレスタイヤとして評価されているのが横浜タイヤのアイスガードです。
アイスガードは殻をもった気泡である吸水バルーンと吸水カーボンを採用して、従来よりも氷上性能を高めたスタッドレスタイヤで、ブリザックに劣らない氷上性能を追求しています。
もともとドライ路面での走行安定性も重視しているので、守備範囲が広いという評価を得ているわけです。
キャッチフレーズは「乾いた氷は滑らない」というもので、氷が滑りやすいのは表面の水分が原因で、その水分を吸水するので滑らないという理論なのです。
2008年からは三代目となる「アイスガードトリプル」も登場し、「新・温度対応」という様々な路面変化に対応できるモデルとなっています。
外国製ではミシュランが有名で、X-ICEという高速での取り締まりを行う警察でも採用されているスタッドレスタイヤを展開しています。
X-ICEは分子構造を根本的に見直し、接地時に分子を分離させてゴム表面のしなやかさを維持することができるスタッドレスタイヤで高い評価を得ています。

更に、Zサイプを採用してゴムの倒れ込みの防止にも初めて成功しています。
乾燥路や高速道路での性能が優れているので、これも守備範囲の広いタイヤだといえます。
ダンロップでも、「デジタイヤスタッドレス」という太くて長いガラス繊維であるビッググラスファイバーとテトラピックによるひっかきをコンセプトに設計されたスタッドレスタイヤを展開しています。